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「親心」・藤原進之介のTwitter記録




大人として、子供に何を与えられるのか、と考える。

試練がふりかからない人生などないのだから、試練に対処できる強さ賢さ、仲間が増える優しさ物腰、そういうものを与えたい。


厳しくして成績を伸ばすことは、できるかもしれない。

ただ、厳しさと引き換えにトラウマを残して、誰かを傷つけたり仲間を減らすきっかけを作ってしまうことは、大人として避けた方がよいことなんじゃないかな。

いつも甘くできるわけではないけど、できる限り、明るく指導したいと思うんだよな。


子供は、子供扱いしないでくれと大人に反抗する。

その通りだ。

ただ、子供は、親がどれだけ子供を心配しているのかということを、自分の子供をもつまでは理解できないのではないだろうか。


赤ちゃんを抱っこすると、あまりの軽さに不安になる。


隣で寝息を聞いていると、たまに呼吸が止まることがある。

それがどれだけ心配か。その赤ちゃんは、いつか自分の子供を腕に抱えるまで、理解することは難しいのだろう。

世間からは過保護、過干渉、なんて言われてしまって。

まあその通りなのだろう。

対応する先生たちが大変なのも、その通りだろう。

ただ、心配なものは、心配なんだよな。


私は親不孝者であった。


離婚した母親を責めてばかりで、クソババア、と毎朝怒鳴る高校生だった。

兄も私も、家の壁に穴を開けた。

そんな息子にもしっかり私立にも塾にも通わせてくれていた。

それがどんなに大きな愛情か、大人になって初めて分かるものである。


いま横浜校やオンラインで指導している生徒たち、その保護者様たちが、大きな愛情に満ちているのだと自覚をもって指導にあたっていきたい。




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