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偏差値に頼らない志望校選び|子どもの未来を輝かせる5つの新基準


偏差値だけで決めていいのか?志望校選びの落とし穴

中学受験や高校受験において、多くの保護者が「偏差値」を最優先の判断基準としています。しかし、偏差値が高い学校に入学すれば、本当に子どもは幸せになれるのでしょうか。

中高一貫校であれば、子どもの将来を左右する大事な6年間をその学校で過ごすことになります。偏差値だけでは、その学校が本当に信頼できるかどうか、子どもに合っているかどうかは判断できません。

進学コンサルタントとして5000件以上の保護者面談を行ってきた専門家は、「志望校を選ぶときに最初に見なければいけないのは、偏差値ではなく、校長である」と指摘しています。

校長のリーダーシップが学校を変える

学校は組織です。トップ次第で、学校自体のやる気も動きも大きく変わってきます。特に私立学校では、校長の判断一つで学校の方向性が劇的に変化することも少なくありません。

近年人気を集めている新興校の特長を探ると、そこには必ず「すごい校長」の存在があります。校長の教育理念やビジョンが、学校全体の雰囲気や教育の質を決定づけるのです。

偏差値以外で見るべき5つのポイント

学校の特色とカリキュラム

高校によっては特進クラスや専門コース(理数・国際・スポーツ・芸術)など、特徴的なカリキュラムが用意されています。重要なのは、高校入学時ではなく、卒業時のことを考えることです。大学進学を目指すなら進学実績、資格取得を考えているなら専門学科の充実度をチェックしましょう。

校風と学校の雰囲気

学力が合っていても、校風が自分に合わないと高校生活がつらくなることもあります。オープンキャンパスや説明会で実際に訪れ、在校生や先生の雰囲気を確認することが大切です。

通学時間とアクセス

家からの距離が遠すぎると、通学だけで疲れてしまい、勉強や部活動に集中できないこともあります。徒歩、自転車、電車など、通学方法をしっかりイメージして考えましょう。

進学実績と就職実績

卒業生がどのような進路を選んでいるかを確認すると、学校の教育方針が見えてきます。大学進学希望なら指定校推薦枠の有無もチェックポイントです。

学費と経済的負担

私立高校の場合、授業料のほかに施設費や教材費がかかることもあるので、事前にしっかりと調べておく必要があります。

子どもの特性に合った学校選びを

偏差値は学校の難易度を測る指標の一つですが、それだけがすべてではありません。大学との連携や探究的学びに力を入れている学校など、偏差値だけでは見えない魅力を持つ学校も数多く存在します。

志望校選びは、子どもの人生における大きな選択です。「偏差値が高いから」「親や先生に勧められたから」という理由だけで決めると、入学後に後悔することも少なくありません。

子どもの特性、興味関心、将来の夢を考慮し、本当に合った学校を選ぶことが、充実した学校生活と輝かしい未来への第一歩となるのです。

 
 
 
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