【2025年最新】大学受験12月からの過ごし方完全ガイド|合格を掴む5つの戦略
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- 3 日前
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大学受験を控えた12月は、受験生にとって最も重要な時期の一つです。共通テストまで残り1ヶ月余り、この時期の過ごし方が合否を大きく左右します。多くの受験生が不安を抱える中、効果的な勉強法と生活習慣を確立することで、確実に合格へ近づくことができます。
12月の勉強時間の目安
12月の勉強時間は、平日で3〜6時間、休日では8〜10時間が目安となります。ただし、重要なのは時間の「量」よりも「質」です。一般的な高校3年生は冬休みに10時間ほど勉強しているため、逆転合格を目指すなら10時間以上の確保が理想的でしょう。
午前・午後・夕食後と時間を分けて計画を立て、隙間時間には暗記系科目を取り入れると、効率的に学習時間を確保できます。
過去問演習を丁寧に進める
12月は過去問演習が中心となりますが、量が増えると一つ一つが雑になりがちです。しかし、この時期の過去問は自分と志望校の距離を測る重要な指標となります。
共通テストは過去2年分に加え、共通テスト模試や予想問題を数年分こなすことが推奨されます。目標を上回る点数を取れるよう演習を重ねることがポイントです。受験当日は緊張により、模試や自宅での演習結果より点数が下がる傾向があるため、この傾向を見越した対策が必要です。
復習と分析まで丁寧に行い、解けなかった問題の基礎をおさらいすることで、着実に実力を伸ばせます。
弱点を徹底的に克服する
「解ける問題を落とさない」そして「他の受験生が落としそうな問題を取る」ことが受験本番で点を取るための鉄則です。
12月は自分ができない部分を洗い出し、目標点数との差を埋めることに集中しましょう。基礎を完璧にし、知識の穴を埋めることで、捨て問も見つけやすくなります。全体で8割が目標で、ある科目が5割程度しか取れない場合は、その科目を重点的に勉強することが効果的です。
共通テストは基礎を問う問題が多いため、解けなかった問題の基礎的な部分を復習することで、確実に得点力を向上させられます。
共通テスト対策のバランス
共通テストの得点状況によって、対策の集中度を調整する必要があります。90%以上の得点が期待できる場合は個別試験対策を基本とし、共通テスト対策は少しに留めてよいでしょう。
80%から90%の場合は、苦手分野の復習や共通テスト形式の問題演習に取り組み、演習量を増やすことが推奨されます。80%未満の場合は基礎力が不足している可能性があるため、共通テスト形式での演習や基礎に立ち返った学習が必要です。
一般的には、年内は個別試験対策の時間を極端に減らす必要はなく、直前の2週間程度は共通テスト対策に専念するのが理想的です。
生活リズムと体調管理
朝からスタートする試験で頭が回る状態にするため、早寝早起きで生活リズムを朝型に整えることが重要です。大学入学共通テストの開始時刻は最も早い科目で朝9時30分のため、毎朝6時過ぎには起床する習慣を付けておくのが理想です。
人間の脳は起床してから3時間後に活性化するといわれているため、朝早い時間の起床を冬休み中から心がけましょう。最低でも6時間の睡眠時間を確保し、夜は0時頃には就寝してください。
風邪やインフルエンザを予防するため、うがい手洗いの徹底、3食しっかりとした食事、十分な睡眠など、規則正しい生活を心がけることが不可欠です。
年末年始の過ごし方
12月の落とし穴は年末年始です。親戚の集まりなどで遠出することも多く、「29日から三が日が終わるまでは……」と気が抜けてしまう受験生が多いのが現実です。
多くの受験生が陥る罠だからこそ、この時期に気を抜かず勉強を継続できれば、大きなアドバンテージとなります。休憩と勉強のメリハリをつけ、心と体の両方が健康であってこそ実力は発揮できることを忘れないでください。
12月は受験生にとって最も忙しい時期ですが、適切な戦略と生活習慣で乗り切ることで、確実に合格へ近づけます。焦らず、一つ一つの課題に丁寧に取り組んでいきましょう。
