心が折れない子に育てる方法とは?親ができる7つの習慣とレジリエンスの育み方
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- 7月12日
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現代社会は、いじめや学業のプレッシャー、人間関係のストレスなど、子どもの心が折れやすい要因が増え続けています。そんな時代だからこそ、多くの親が「わが子を心が折れない子に育てたい」と願っています。本記事では、専門家の知見をもとに、子どもの「折れない心」を育むための具体的な方法を紹介します。
「折れない心」とは何か
多くの人が誤解しがちですが、「心が折れない」とは決して失敗しない、傷つかないという意味ではありません。むしろ大切なのは、失敗しても立ち直れる力です。この「何度でも復活できる力」は心理学で「レジリエンス」と呼ばれ、子育てにおいて注目されているキーワードです。
臨床心理学者の深谷和子氏は、レジリエンスを育てるために大切な要素として次の5つを挙げています。
自己肯定感(自尊感情)を育てる
愛し愛されることができる子どもに育てる
友だちとのかかわりをもてる子に育てる
多様な体験をもつ子に育てる
目標(志)をもつ子に育てる
中でも最も重要とされるのが自己肯定感です。「自分ならできる」「自分は愛されている」と思える気持ちが土台となり、他の要素にもプラスの効果をもたらすとされています。
親ができる具体的な関わり方
「大丈夫+理由」の声かけ
子どもが失敗したときに頭ごなしに叱るのではなく、「大丈夫だよ、拭けば元に戻るから一緒にやろう」というように、安心感と具体的な根拠をセットで伝えることが効果的です。理由を添えることで、子どもは安心感を実感として理解しやすくなります。
結果よりプロセスを褒める
子どものレジリエンスを育てるためには、結果だけでなく努力の過程を評価する姿勢が重要です。あわせて「チャレンジを援助する」「人とのつながりを感じさせる」ことも、心の強さを育む土台になります。
安心して失敗できる環境をつくる
「心が折れても立ち直れる子」の親に共通するのは、子どもが安心して失敗できる環境を用意していることです。失敗経験を繰り返すことで、子どもは「失敗しても大丈夫」という感覚を体得していきます。
親自身が楽観的な言葉を使う
セリグマン博士の研究によれば、母親(子どもと最も長く接する人)の物事の捉え方を、子どもは自然と模倣する傾向があるといいます。「今日は運が悪かった」「ママなら何とかなる」といった前向きな言葉を日常的にかけることで、子どもも楽観的な思考パターンを身につけやすくなります。逆に「もうどうにもならない」といった投げやりな発言は避けるべきです。
親が「責任をとる」姿を見せる
ここでいう責任とは、子どもの代わりに全てをやることではありません。「困ったら一緒に整える」「一緒にリカバリー方法を考える」という伴走する姿勢を見せることです。親が落ち着いて対処する姿を見せることで、子どもは「失敗しても人生は終わらない」と実感を持って学んでいきます。
幸福学から見る子育てのヒント
幸福学の研究では、人が幸せを感じるために欠かせない「4つの因子」があるとされ、これらが整うことで子どもの心も安定しやすくなると指摘されています。また、親自身の幸福感が子どもにも伝染していくという視点も重要です。「まずは心が折れない親になる」ことが、結果的に子どもの心を育てる近道だという指摘もあります。
まとめ
心が折れない子に育てるために必要なのは、完璧を求めることでも、失敗を避けさせることでもありません。自己肯定感を土台にしながら、失敗しても安心して立ち直れる経験を積み重ねることが何より大切です。そのためには、親が日頃から前向きな言葉を使い、子どもの挑戦を見守り、失敗したときには一緒に解決策を考える伴走者であることが求められます。今日からできる小さな声かけの積み重ねが、将来子どもがどんな逆境にも負けない「しなやかな心」を育む土台になるでしょう。




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